第七日に

「諸君はあれを私の創造として賞賛するのか?私は自分の重荷になるものを片づけたにすぎない!」 曙光 463 序

「第七日に」

「うーん…どうしよう…」という久しぶりの混乱がやって来ました。現在お腹が弱っていることも原因かもしれません。お腹が弱っているのでエネルギーを吸収できず、慢性的にフラフラだったりします。

銭湯の電気風呂に浸かりながら、「湯船から上がってトイレに行くべきか、それとももう少し浸かって腹を温めるべきか」という葛藤というものをつい先ほどしてきたばかりです。

そういうわけで、「お腹」+「第7日」ということで、七日間くらい続いた下痢についてでも書いていきましょう。

下痢が止まらない

今では全くに近いくらい飲み屋には行きませんが、数年前得意先とスナックのようなところに行った時のことです。滋賀県のローカル駅の駅前にある小さなお店です。

おそらく氷がやばかったのでしょうか、ほとんど水割りしか口に入れていないにもかかわらず、翌日から下痢になりました。

すると翌日の午前中に、そのスナックで一緒だった得意先の方から電話がかかってきました。

「お腹大丈夫ですか?」

いえ、大丈夫ではありません。

聞く所によるとその方も下痢になったようでした。

「絶対に水割りですね」

そういう結論になりました。それからはその店には行っていません。

仕事に影響が出るほどの下痢です。得意先のその方と僕はその日、ほとんど仕事ができませんでした。

そのまた翌日、一応電話してみると

「引き続き下痢です」

と報告がありました。僕も引き続き下痢でした。正露丸を飲んでもダメです。激痛のあまり、鎮痛剤を飲んでしまいました。

「ダメですね」

「ダメですね」

こうなると共通の敵を持った戦友のような気持ちになります。

そこで一応腹と足を温めることを再優先として、お互いに休養体制に入りました。

医者に行こうにも行けません。少しの体の動きですら漏らしてしまいそうな状況です。

ひとまず断食することにしました。

それまでも、お粥などを食べてもすぐに「グルグルグル…」と腹が暴れだします。

その日の夜、その方に電話をしました

「訴訟を起こしましょうか?」

というレベルまでの被害です。ひとまず固形物を胃に入れないということで、ポカリスエットなどで凌いでいましたが、それでもダメでした。

「シャー」

と、白い水が出ます。

激痛はおさまりましたが、「生きていて情けない」という心境になるほどまでに、止まりません。

そういうわけで

「訴訟を起こしましょうか?」

といったような会話になりました。

そのレベルの下痢が続き、その得意先の方は4日、僕は7日ほど下痢と戦うことになりました。

何よりも腹を優先する

昨年の投稿で「懺悔タイム」というものをご紹介しました。僕はこの世で一番辛い瞬間は、腹痛の時だと今でも思っています。腹痛を回避すること以上に大切なことはありません。

そういうわけで腹を冷やしてしまうような半ズボンの類はほとんど持っていません(外に行く時に野外での虫さされを防いだり、イネ科などの植物で足が切れたりしないようにという点もあります)。なお、コンビニに行って帰ってくる程度なら使うこともあります。

下痢促進着である「浴衣」などこの世に無くてもいいものだと思っています。時は平成の世の中で、どうしてあんなものが未だに残存しているのか不思議です。

夏場の汗と冷房による腹の冷え

夏場の難しいところは、分厚い服を着ると汗をかいてしまい、そこで室内に入ると冷房で、通常よりも冷えてしまうことにあります。

昔に比べて、今ではかなりお腹が強くなりました。

しかし、冷房と細菌の類には身体は勝てないようです。冷房は服を着ることで回避できますが、外食の場合は、食中毒というものの可能性を回避しにくいという難しさがあります。

熱に強い菌と、低温に強い菌、それぞれが腹痛の原因になりますから、加熱したから大丈夫、凍っていたから大丈夫というわけではありません。

いつでも腹痛の時は、自分の体に怒りを覚えてしまいます。

「そこまで痛く反応したら、治すために貢献してやれることもできなくなるじゃないか」ということです。「どこまでアタマが悪いんだ貴様は」ということです。

懺悔タイムの時は過去最高で5~6時間の格闘ですから、辛いどころではありません。

そういうわけで、「何よりも腹を優先する」というのは当然です。

「病苦」病の苦しみ

腹痛の治し方や急な激痛の和らげ方

第七日に 曙光 463

Category:曙光(ニーチェ) / 第五書

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