青春なんて 改

小学生の時はよく広河原という京都市唯一のスキー場に行っていたのですが、それからは修学旅行くらいでしかスキーをしていません。そして、今年の初め、10年以上ぶりの久しぶりにスキーに行った時です。

夕暮れ、まもなくスキー場が閉まるという頃、僕は非常に尿意をもよおしていました。閉場間近ということもあって、山の上の方の施設はだんだん閉まり始めました。トイレとなると麓のメイン施設しかありません。僕は迫る尿意に耐えながら、久しぶりに直滑降で猛スピードを出し、カンだけが頼りのパラレルターンでなんとか麓に向かうのでした。

すると夕焼けが目の前にきれいに映り出しました。

見惚れる間もなく尿意に迫られていた僕は、猛スピードで麓に向かいます。

するとウェーイのやつらがゲレンデのど真ん中で横一列で座り込んでいるではありませんか。

舌打ちをしながら、猛スピードでウェーイをかわした僕は、さらに足を進めます。

「初心者コース」と言えばたいてい勾配が緩いということで遠回りです。そこで崖のような急勾配を選択せねば間に合わない僕は、標識を横目で見ながら崖の方を目指しました。

すると間口の狭い崖の手前で、またもやウェーイが大量発生しました。

またも横一列です。なんなら女子の肩に手を添えています。

「俺たち、青春してるよね」

そんなことはどうでもいい!崖から突き落としたろかい!という気迫のもと、断崖を直滑降で滑り降りる僕がいるのでした。

一人ふたりがやっと通れるくらいにしかスペースがありませんでした。

「俺たち、青春してるよね」

そう、発情しているのです。無責任に。

スキーヤーは混じりっけなしの玄人しかいませんでしたが、スノーボードはひどかったと思います。これで、「一生スノーボードはやらない」という信念に拍車がかかりました。

「俺たち、青春してるよね」

発情のために理性を失ったウェーイはやりたい放題です。

「俺たち、発情してるよね」

そう素直に認めて、きちんとしたしかるべき所で発情を謳歌してみてはいかがでしょうか。

過去記事⇒青春なんて


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