続・アイデア料とビジネスプラン

おそらく求めているものとその後の行動

最近のその「お話」というのは、僕に限らず、社長仲間十数人と、そういうサークルとの交流があったからです。

実際の出資を求めてのプレゼンテーションというよりは、もっとゆるい交流でした。

それはそれでいいのですが、そこで受けた印象というのはあまりいいものではありませんでした。

なぜなら、「認めて欲しい」が見え隠れしていたからです。

一応のプレゼンテーション、質疑応答などはありましたが、質問もあまりありませんでした。社長仲間もあまり相手にはしていなかったようです。

おそらく学校の中では「すごい人」として通っているのでしょう。

そして、「すばらしいねぇ」という「実際の経営者の後押し」があれば、自慢し放題です。

別に恫喝やお説教などもありませんでしたが、みんなの「なんとなく無反応」を察知したのか、プライドをボロボロにして帰って行きました。

その後の行動

プラン自体がチンケなものであっても、本当に起業したいなら食らいついてくるはずです。

別に僕たち側は、食らいついてきて欲しいわけではありません。

最初は質問項目がトンチンカンだったりします。

でも、聞いていけばいいのです。

でも、そういうのはありませんでした。

「ただ褒めて欲しかった」

結局それだけだったような気がします。

それは僕たちの仕事ではありません。

逆に感心感心

一方、また別件でNGOの集まりに行った時に学生団体と交流がありました。

団体自体は「学生感」が出ていましたが、そこに来ていた男性の大学生と1時間ほどお話させていただいた時は、なかなかしっかりした印象を受けました。

「活動報告を見て、何かご意見等あればおっしゃってください」

そこで僕は、先日の「B層の研究」で記述したことをまるまる伝えました。

つまり、「募金活動するよりバイトしたほうが効率的」という点です。

言い訳を防ぐために「啓発活動的意味合いは認めるものの」というクッションをつけました。

素直に受け取ってくれました。

そして、「啓発の実質的効果は、もしかしたらバイトして新聞に折込チラシを入れるほうが効率的かもしれない」という点も伝えました。

見方によれば、攻撃されているとも捉えられかねないような発言です。

それでも彼は、この点を素直に受け取りました。

傷つくどころか逆に活き活きしてきました。

そして、僕はたくさんの質問を受けました。

金融理論も話しました。広告の媒体選定の仕方も伝えました。

そんなことを話しているうちに、「震災募金」について話しました。

すると彼は「もちろんいいことには変わりないですが、そういう時だけ盛り上がるのって変ですよね」と。

そういう意識があるならということで、さらに深く話しました。

経済や経営についてはあまり知らないようでした。

そこを素直に言えるのは素晴らしいことです。

もしかしたらということで聞いてみると、やはりどこかでビジネス的な要素を嫌っていたようでした。

そこで、たった一つのポイントだけ伝えました。

「もし資源に限りがあるなら、その資源を使って最大の効果やリターンを得れるように使う技術みたいなもんよ」

そして「もし、本当にしたいなら、最大の効果が得れるように、そういうのを応用していけばいいんじゃない?」と伝えておきました。

そんなことを話したあと、最後に質問してみました。

「多分どこの会社でも君みたいな人を欲しがるし、どこでも行けるとおもうけど、そういう仕事に就きたい?給与で言うと何倍も何十倍も変わってくるけど」

「もちろんです」

この人にならいずれ会社の一つでも任せたいと思うのですが、彼には彼の道があるということです。これからいろんなことが起こるでしょうが、楽しんで思いを形にしていってほしいものです。

続く


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