放浪しちゃえば?

もちろん全てではありませんが、一気に旅の写真を追加してみました。サムネイルをクリックで個別画像に移ります。

放浪しちゃえば?

LOVE&FREE高橋歩

20代前半の頃です。

やはり病に伏せていた僕が、本ばかり読みあさっていた時です。

当時は特に観念論と唯物論の対決が頭の中で繰り広げられていました。

そんな折です。

何の記念日でもないときに、当時の彼女が、高橋歩氏の「LOVE&FREE」をいきなりくれました。

「放浪しちゃえば?」

帯に書かれたその言葉に一気にぐっときたように記憶しております。

 ―

「行きたくてもお金がないなぁ」

株でバリバリ儲けていたくせに、そんな言い訳をしていました。

「時間がないなぁ」

毎日本ばかり読んでいたくせに、こんな言い訳をしていました。

そして、転職の合間のロングバケーションを利用して、数十カ国とはいきませんでしたが、「死ぬまでには行っておきたいところ」に行ってみました。

たいていは行かないらしい

世界一周というかアジア一周をしていて、その後一年くらいタイに住んでいた友人が言っていました。

「みんな口ばっかりで実際に行く奴なんか数%」

彼の周りにも、彼に感化されて、バックパックに憧れる人は多いようですが、難癖つけて「一時期の流行り」で結局行かぬまま終わってしまう人がほとんどなのだそうです。

「休暇が取れない」「やっぱりブランクは転職にも響く」と、どこかでストッパーがかかるようです。

「好きなことを仕事にしようぜ!」と聞いて、「うんうん」と共感しつつ、「じゃあ自分も」と、一時的にはなるようなのですが、たいていは不安に負けて、そこで終わります。

これは、別に「冒険の旅」に限らず、「起業」とか「フリーランスとして独立」とかにも言えることです。

お金に困ることや、新しい仕事への適応、人間関係の再構築に辟易するのでしょう。

「前哨戦として、5日間くらい近場のアジアのどこかに行ってみたら?」

と、言ってみるそうですが、「休暇が取れない」という理由で、それすらせずに悶々と過ごすパターンが多いようですね。

もちろん行く必要などどこにもないのですが、問題があるとすれば、そういう気持ちの問題ではないでしょうか。

起業する人は頭がおかしいのか?

独立することなど、別に絶望的にその仕事に向いてない場合を除けば、何も不安要素もないはずなのですが、別に大きなお金を持つ必要もありませんので、勤めていてもいいはずです。

勤めていれば、たまに嫌なこともありますが、それは独立しても同じこと。

ただ、自分で舵取りができるので、「嫌な客」の切り捨ては容易くなります。

そういう点をみれば、起業したほうがいいかもしれませんね。

ただ、営業向きの人が、事務までやらなければならなかったり、逆に事務向きの人が営業をしなければならなかったりで、やりたくないこともやらなければならなくなる場合もあります。

普通に暮らすのであれば、別に独立する必要は全くありません。

特にやりたいこともなくて、のほほんと生きるなら、変な気苦労がない分、勤め人も楽しいと思います。

起業してしまう人には特徴があります。

不安を感じても、どこかでそれを受け容れているというところです。

「危険かもしれないが、それでもやってやる!」という野獣のような心持ちの人もいれば、

「まあいいんじゃないですか。なるようになるでしょうね」と、のんきな人もいます。

「借金抱えても、死ぬわけじゃないし、破産するかバイトでもしながら安アパートで暮らしながら返していけばいいんじゃないですか?」

このことを頭ではわかっているつもりでも抜け出せない、それは旅に行かない人と同じです。

頭の中に出てきた消極的な「言い訳」に対して、反論を用意するというより、そんな考えを「バイパス」してしまうから、実現してしまいます。

頭のいい人は、それも才能ですが、「反論」がうますぎて、その「反論に対する反論」もうますぎます。だからいつまでも「スルー」できずに行動や実現にまでは結びつきません。

本当に行きたいのか?

実際に駒を進めようとすると、どうしても「本当に行きたいのか?」という疑問が湧いてきます。

実を言うと、「本当に行きたい」のです。

したいと思ったことは、本当です。

どんな理由であれ、それは構いません。

「この会社から逃げ出したい」という気持ちが変換したものであっても、「日常が退屈だから」という理由でも、別にそんなことは問題ではありません。

「自分に嘘をついているのではないか?」と、思ったところで、もしかしたら「不安」がそういう疑問に変換されているだけかもしれません。

実際は「その場所に行きたい」というわけではなく、「違う景色を見てワクワクやリラックスがしたい」というものでしょう。

別にその気持ちを否定する必要はありません。

「有給がとれたら」

ということを条件にせずに、航空券の予約をしてしまいましょう。

先に決めてみる

いきなり半年の休暇、ということに気が引けるなら5日間くらいでいいのではないでしょうか。

週休に有給をくっつけるだけで、簡単に5日間くらいは休みにできます。

「そんなに有給が取れない」

事業主は有給の消化に応じる義務があります。

指定したその日は無理でも、代替日を用意しなければなりません。

先に航空券をとってしまいましょう。

そうすれば、有給取得の言い訳などいくらでもでてきます。

「遠縁の親戚の土地の相続の決着に遠方まで行かねばならない」

別にストレートに「海外に冒険に行ってきます!」でもいいのですが、気が引ける場合でも、先に日程が決まっていれば、いままで「行かない言い訳」を考えていた頭が「行くための言い訳」を考えてくれるようになります。

こうやって「アイツ」の使い方をマスターしていきましょう。


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