慢性的に栄養不足かもな

うつ状態の時は、基本的に胃腸も具合が悪くなると思いますが、栄養をとってください。ただやはり基本は腸です。腸のメンテナンスから始めてください。

ビタミンは結構大丈夫で足りているみたいですが、ミネラルや必須アミノ酸、食物繊維などが欠けている可能性があります。意外と塩分も不足気味の場合が多く、また水分不足という場合もよくあります。

しかしながら、基本腹具合です。腹を元気にしてから栄養を取りましょう。腸の具合を「そんなに悪くないぞ」などと思わずに徹底的に整えてください。腹が弱ると、栄養が吸収されにくくなり、逆に毒素が入りやすくなります。また、ビタミン等の合成もうまくいきません。

焼肉を食べると力が出て攻撃力が増すように、食べ物によってかなり気分は変わります。

いますぐ王将でもいいので餃子を食べましょう。

いや餃子じゃなくてもいいです。でも、明らかに偏っているなと思えば、バランスよく食べてください。基本的に食物繊維が不足しているので、まずはそうした点から始めましょう。

ただ、そんなことは誰でも言うことで、いまさら言われても「適当すぎる」と思われることでしょう。

ヒントがあります。

セロトニンという脳内物質の原料は必須アミノ酸のトリプトファンのようです。ビタミンB6も必要のようです。原料がないことにはどうにもなりません。ラーメンばっかりでは欠けてしまいます。

必要なのはセロトニンや原料となるトリプトファンだけではないですが、そんなもの調べればすぐにわかります。薬を飲むよりじっくりですが確実に効果があります。

と言っても、ビタミンを含めだいたいのものは腸で合成されますから、直接的に摂らなくても腸が元気なら案外大丈夫です。不足していると言えばだいたいミネラルのほうが不足しています。

医者はとにかく急いでいるので話を流しますが、薬局にいる薬剤師に「ちゃんと説明するまで何日でも拘束する」くらいの勢いで質問してみましょう。特に理由もなく利益率の高いPB(プライベートブランド)なんかを売ろうとしてきたら、遠慮なく怒ってください。

何を食べたらいいか、それでも足りないものはどれか、などなどしつこく聞いてください。広告を貼り付けてわけもわからないままサプリメントを売ろうとする、ネットの情報より確実だと思います。

相手も職業人魂に火がついて話が止まらないかもしれませんよ。

ただ栄養面を改善したからといって、それで原因の全てが取れるわけではありません。しかし身体面からの精神への影響をなめないでください、というような点です。

「モテること」が、苦しさを取り除く方法だと思ってダイエットなどをするよりも直接的です。

空腹が紛れればそれでいい、と思いがちですが、すでに頭がふらふらな状態の時にそんな手法をとってはいけません。ある食べ物が何かに効くらしいというようなことを聞いて一回だけ食べても、意味は無いとは言いませんが、ほとんどその場の楽しみで終わるように、単発的なものをやってもしかたありません。

また、逆にある種の食べ物ばかりを摂っていても同様に偏るのですから、生姜が血行に良いと言っても、そればっかりということはやめたほうがいいでしょう。

栄養的には明らかに足りているという場合は、減らすほうが正解という場合もあります。極端や偏りがあるのならそれを矯正するというのが第一歩です。

コリをほぐしてみよう

おそらく肩首あたりがこっていることでしょう。

ちなみに「肩がこる」という言葉をつくったのは夏目漱石先生のようです。

首が凝ると神経が圧迫されたり脳への血流が低下して、頭が働きにくくなり、自律神経失調症気味になります。

また、横隔膜周りを筆頭に意外と体の前面も張っていることがありますので、肩首ともどもストレッチで伸ばすというのも一つの対処法です。呼吸がしやすくなることに加え、胃腸にも効くので栄養の吸収や各種合成もスムースになります。

接骨院に行って相談してみてください。

なんなら銭湯の回数券でも買って、連続で温泉療養気分を味わうのもいいかもしれません。

身体は正直に反応してくれるはずです。

「気持ちの問題」などと言われているので、身体のことは無視しがちですが、そんなことはありません。

眠りも浅くなるような気がします。

コリがほぐれて眠くなったら、ミネラルと必須アミノ酸などをとって、寝まくりましょう。

また、意外と酸欠状態になっていることがあります。無意識的に緊張していて、呼吸が浅くなっていることがあります。だからといってヨガを習う必要はありません。それよりも気づいた時に呼吸をコントロールすることです。

今回でのポイントは、体からの影響を無視してはいけないという点につきます。しかしながら、それだけで全てが良くなるということはもちろんなく、また、それを具に改善することが必須条件というわけではありません。

風邪は勝手に体が原因と戦ってくれますが、室内の温度の調整や、戦うエネルギーを送ったほうが体も風邪と戦いやすい、というような点です。

どうしてか、風邪の時はそれがアタリマエのこととして取り扱われるのに、気持ちだ、精神だ、心だ、ということで、環境条件についてはあまり触れられることがありません。

しかし、後に問題になってくるのが、こういったことを条件にしてしまうことです。つまり、「こうしないといけない」と思い込んでしまうことです。

しかしながら、関係がないことでもない、ということです。

なお、コリに関しては「体を軽くして1ミリずつ楽になろう」で「首と肩を劇的にほぐす」なんてなことについて触れています。

また「実践的対処法 身体側からのアプローチ」で「腸を復活させる」というようなことについて触れています。

Category:うつ、もしくはうつ気味の方へ

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