寛大効果

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寛大効果寛容効果)は、他者を認知・評価する際に生じやすい歪み。他者の望ましい側面はより強調され、望ましくない側面は寛大に評価されやすい。結果として、他者に対する評価は、実際よりも好意的なものになる傾向がある。

「この人はすごい人だ」と肩書などで判断すると、その先入観からその人の望ましくない点はあまり見えなくなり、また、見えてもそれをそれほど悪く評価することはない、ということです。体育会系にありがちです。

これは寛大な自分は「いい人だ」と思いたいから起こる歪みであり、アイツによるフィルターです。また、いい人だと思われたい、というものも含まれています。ただ、相手の印象を自分が解釈するときに起こる効果なので、「いい人だと思われたい」というよりも「自分はいい人だと思いたい」がその主軸になっています。もう一方、体育会系的に「目上」思想があるとこの認識の歪みが生じます。

寛大効果による歪んだ認識

この寛大効果による歪んだ認識によって、「自分はブスである」が加速します。実際に攻撃されることへの恐れも含まれていますが、本当に他人の方が美しいと評価しています。その人は本当にそう感じてしまうのだから説得しようにも困った、という経験をお持ちの方もいるかと思いますが、これは全て評価を相対的に見ているからです。他者との比較によってしか、自分を認識できないと思っている歪みから起こる結果の一つです。

それがさらに、自分はブスなので、せめていい人だと思い込みたいという補いの思想が入るとこの寛大効果が実ります。簡単なことです。ブス以外にも頭が悪い、稼ぎが悪い、など、自尊心の対象となるものは全て該当します。しかし、自尊心は虚像です。そんなものは無くてもいいものです。

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