マスキング効果

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マスキング効果は、ある音が他の音によって妨害・遮蔽されて聞えなくなる現象。2つの音が純音、周波数の差が小さいほどこの効果は大きい。一般に低音は高音をよく遮蔽するが、高音の低音に対する遮蔽効果はそれほど。音声圧縮にもこの現象を利用してデータ量を小さくしようという技術が使われていることは有名ですが、ボーカルの特訓でたまに聞くのは「音源を流しながら歌って、音がずれてなければ自分の声だけが聞こえる」というのがわかりやすい例ですね。

こうしたマスキング効果を利用して、音声圧縮記述が進みました。結局は音も手抜きで聞いているということです。しかしながら、聴覚の感覚を発達させると、本来マスキングで捉えているような「だいたい」の知覚を超えて、細かな音の差異がわかるようになり、だいたいどれくらい音声圧縮されているかというのもわかるようになってきます。

具体的なビットレートの数値まではあてられなくても、どちらのほうが高圧縮データであるかというところくらいはわかるようになります。ロックやポップスなどでドラムの音が入っている場合はハイハットなどのシンバル類に注目して耳を澄ませてみましょう。

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