バル

時代時代で流行りがあります。
無刺激に耐えられない人が、刺激を求めて流行りを探します。
その事実だけは時代によって流行ったり廃ったりはしません。

最近では「バル」という看板をよく見かけます。

スペイン系の店ではかなり前から使われていたようですが、端的に最近のそれはただの流行りでしょう。
関係のない店でも、そんな名前を店舗名に入れています。

90年代に「ピュア」という言葉がよく使われた時期があります。

最近では使われると言っても、せいぜい「ピュアオイル」などです。

「ピュア」という言葉単体で使われるのは、サバンナの八木さんを指すときくらいでしょう。

ソリューションとかイノベーションもそうです。

なんだか響きがかっこよくて、MBA万歳のコンサルなんかがよく使いそうです。

でも、ソリューションやイノベーション、バルなんて言葉は、社名や店舗名には使わないほうがいいと思います。

おそらく数十年後に寒気を感じることになります。
でも、なんだかそんな社名を使う会社は10年ももたないような気がします。
だからいいのかもしれません。

高校生がバンドを組んだ時のバンド名みたいです。

「プログレス」

とかいう単語を新規で習った時には、なんだか響きがかっこよくて使ってしまいそうですが、1年も経てば「なんだか違うなぁ」という感想が生まれると思います。

自分のお父さんやお母さんが「もしかしたら知らない」ような単語を見ると「これだ!」と興奮するのでしょう。

昔は日本語の名前ばかりだったところに、英語が出てきました。
はじめは時代を先取りしているような感じでかっこいいのですが、どんどん英語というものが広がっていくと、比較的使用頻度の高い英語を名前に使うのは恥ずかしくなってきます。
一時期、代わりとしてフランス語やイタリア語を使用しようという動きが見られましたが、あまりに馴染みがなさすぎて、フランス料理やイタリア料理の店くらいにしか使われませんでした。いいところパン屋さんくらいでしょうか。

昔、何かの雑誌(ファッション雑誌)でホスト調の大学生がストリートスナップみたいな感じで写っていました。

写真の下に軽いプロフィールみたいな項目がありました。

年齢 / 19
職業 / 大学生

みたいなやつです。

趣味 / カフェテリアでまったりすること

。。。

少しwikiからでも引用してみましょう。

カフェテリア (スペイン語: cafetería) は、セルフサービスの食堂。

あらかじめ並べられている料理を利用者が選んだり、カウンター越しに料理をよそってもらい、最後にレジで精算する。給仕する人件費がいらないため、そのぶん安価に食事を提供できる。公共施設等や、大学の学生食堂や社員食堂等でもこの型式を採るものもある。その他カーフェリーのレストランは、この方式が多い。セルフサービスの讃岐うどん店でも、カフェテリア方式を採用している。

そうか、セルフサービスの讃岐うどん屋でまったりしているのか。

というような結果になります。

ビュッフェという言葉もよく見聞きします。

フェイスブックなどで、「ビュッフェに行ってきました」と飯の写真をアップする人がいます。

でもでもよく見るとテーブルに座っています。

もう一度引っ張ってみましょう(今度はgoo辞書から)。

ビュッフェ【(フランス)buffet】
1 立食用の食卓。また、立食形式の食事。「―スタイル」「―パーティー」
2 列車内などの、立食形式の簡易食堂。

「別にええがな」と感想を漏らすことでしょう。

別にいいのですが、僕は寒気がするだけです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語のみ