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おそらく最近の流れは「シェア」という言葉を流行らせようとしてきたのでしょう。

繰り返しになりますが、僕は違和感を大切にしています。

「共有」というものの本意は、もちろん何か感じたことや、ものをみんなで味わおうというものですが、コミュニケーションとしては「ただひとり、あの人には伝えたい」であるべきなのではないかとふと思いました。

別にそうガチガチにとらわれることもないのですが、どうも「共有」の使い方が広告臭くなってきたので、なぜ、こんなにも違和感を感じるのか、いつもと違う角度で捉えてみようと思ったのです。

もともと「シェア」って、「田舎からみかん送ってきたから隣の奥さんにも分けてみる」というものですよね。それとも僕の勘違いでしょうか。

あるアーティストの曲が、友人のバンドの昔作った曲に似ていました。

パクリとかそういうことではなく、作り方全体が同じ匂いがするなと思い、彼に知らせようと思いました。

その友人はSNSなどを一切しないタイプなので、メールで知らせました。

その時に感じたのです。

「昔は、こんな感じだったのになぁ」

SNSでみんなに知らせよう癖

「最近の若いやつは」理論を言いたいわけではないのですが、どうも「SNSでみんなに知らせよう癖」には弊害があるような気がします。

「別に特に自分に知らせたいわけではないのだな」

「数あるうちのひとり」のように感じて、特に何も感じないようになる、というか「思い」が薄まってしまうのではないか、という弊害です。

特にパソコン全盛、スマートフォン全盛ではなかった時代は、CDを貸したり、MDなんかに入れて渡したりしたものです。

それが、どうも簡単にできてしまう、という技術の進歩は結構ですが、それを口実に外出したり、デートに誘うというようなことがやりにくくなったように思います。その点は、別の方法を模索して頭をひねる時です。

「昔の方が良かった」という気は毛頭ありませんが、どんどん問題が難しくなっているように思います。

いっそ、「ストレートに言うしかない」ということでしょうか。

いいねラッシュ

「いいねがストレスになっている」「SNS病」として、ここ数年で言われるようになってきました。

本当は、友達の数も「いいね」の数も、何の得にもならないのですが、どうも「見せびらかしたい欲」にうまい具合にはまったシステムだと思います。

SNSはほとんど使いませんが、仕事柄、やめると不便な時もあるのでいちおうアカウントは残してあります。

昔、いちおう交流会で一緒だった(らしい)、「名刺交換もしていない人」から友達申請がきました。おそらく出席者名簿を見たのでしょう。

そこまでして「友達」の数を増やしたいのでしょうか。

極度の寒気

ひどい群れを見かけたことがあります。

「いいね」の早押しを競っているというものです。

そして投稿の内容が「わーヽ(・∀・)ノ」とかでも、いいねが300件ほど付いているという狂気です。

少し覗いてみると、すごい数の「絆ウェーイ」でした。

知り合いの知り合いなのですが、僕の知り合いはその人に「なんで『いいね』押してくれないの?」と言われたそうです。歳は30代半ば。

もう絶望するしかありません。

久しぶりに覗いてみたら、アカウントは削除されていまいた。

あれほど「俺たちの絆は永遠」と言っていた「ソウルメイト」はどこに消えたのでしょうか。

結局「広告化」

メールマガジンも昔は、ちゃんと使われるべき使われ方で存在意義がありました。

いまでは詐欺師やスパマー達のツール化してしまいました。

まともに見えてもひどい会社があります。

「利用規約改定のおしらせ」

「サーバーメンテナンスのお知らせ」

などに広告をつけてくることです。

自社のサービスならまだわかるのですが、アフィリエイトのリンクです。

信用を取るより、そうして小銭でも拾っていったほうが儲かるのでしょうか。

少なくともうちの会社ではそういうことはやめておこうと決めています。

イベントのお知らせ

SNSで「飯の写真」を見せられる、というもの嫌ですが、広告臭いイベントのお知らせなどもらっても「折込チラシ」程度にしか思えません。

招待済みが1000人も表示されているのに、定員が50人というのはどういうことでしょうか。

「5%あたりゃいいの、あたりゃ」ということですよね。

僕は当然のように無視します。

もう、突然に家の前でインターホンを鳴らして、「近くに来たので」と誰かに絡みに行く時代は終わったのでしょうか。

今それをすると逆に希少価値があるかもしれませんね。

そんな時代に戻る必要はありませんが、逆にそういうのが輝いて見える時です。

じゃあ、やりやすいじゃないですか!

そこがいいんじゃないですか!


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