アンダーマイニング効果

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アンダーマイニング効果過正当化効果)は、内発的動機づけによる行為に対して、報酬を与えるなどの外発的動機づけを行った場合、やる気がなくなっていくという「やる気低減現象」。

内発的動機が既にあるのに、ブースター的に外発的動機を加えようとすれば、元の内発的動機すら失っていく、というようなことです。

簡単に言えば、ただ単にやりたくてタダでやっていたことに、過剰なお礼などがくると、次はお礼を期待してしまうというようなことです。で、お礼がないならやりたくなくなる、そこまでいかなくても、前よりはやる気がなくなる、というようなことですね。

仕事をやり始めて、ただそれが楽しいだけで楽しくやっていたところ、急に「表彰」されたりすると、次は表彰されなければやらない、特別ボーナスという条件がないと営業目標を達成したくなくなるという、まさに僕の同期が常常言っていたことです。「え?今やっても商品券のボーナス出ないでしょ?」です。

内発的動機かのような外発的動機

自己啓発系セミナー野郎や営業系の人は「モチベーション」という言葉が好きですね。内発的動機というのは本来自然に湧き上がることなのですが、彼らは、何かの刺激(彼らは気づきと言ったりします)、を与えて内発的動機かのような外発的動機を与えているというトンチンカンなことをよくしますが、それはまた内発的動機などのコーナーで。

アンダーマイニング効果は、せっかく本人が楽しくてやっていたところに、「このタイミングで商品券ボーナスを出せば、コイツはもっと頑張るだろう」という営業部の浅知恵の猿知恵「ブースター」が、結局逆向きに噴射してしまった感じですね。

モチベーションアップのための施策として、なにか報酬アップのような、「子供をおやつで釣る」ようなことをやり過ぎると、アンダーマイニング効果でせっかくの「自発的なやる気」が削がれていくというようなことです。

スケベ心で人をコントロールしようとすると、こういうことにもなるということを、こういう理論をセミナーで語っている人たちは、いつになったら気づくのでしょうか。落語みたいですね。

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