アイドル志望とハイスタンダード

ちょうど昨年の今頃、大阪にあるライブハウスに行った時のことです。

僕が観たかったアーティストの後の順番に、女の子が3人出てきました。

パフュームなどを歌って踊りだしたのです。

キレイにフライヤーなんかも作って、さらにグッズなども売り出していたのです。

疑問1

この人たち何?

疑問2

この人たちと一緒の日のイベントに僕の好きなアーティストとブッキングってどういうこと?

疑問2は特に触れません。経営が苦しいのでしょう。

この人たち何?

僕はアイドルに興味がありません。

むしろ芸能人にも興味がありません。
テレビなどを観ないのですからそれも当然でしょう。

この子達は結局そんなに音楽が好きではないのではないかと思います。

別に歌唱力があるわけでもないし、歌って踊られただけで、こちらは何も響きません。

浅いのです。

そんなものに響いてくれるのはご両親か、友人か、
「プロのアイドルなら手が届かないが、この程度の子ならもしかして。。。」
とスケベ心を持っている人くらいです。

楽器をまともに演奏できるようになるまでには結構時間がかかります。
つまらなく思えるような反復練習も必要になります。

曲を作れるようになるまでは相当の時間がかかります。

でも、歌って踊るくらいならすぐに出来るでしょう。

難しい踊りを省略したところで、観客にはそんなに影響しません。

おそらく一生音楽の楽しさを知らないまま過ごすことになるでしょう。

せいぜい学芸会で友人たちを唸らせてください。

あと、動画共有サイトでたまに見る「歌ってみた」「踊ってみた」の
人達は確実におもんないグループの人間だと思います。

ハイスタンダード

かなり残念に思ったことがあります。

ハイスタというバンドをご存知でしょうか。
僕が高校生の位の時に全盛期を迎え、解散していったバンドです。

その当時、カラオケには曲が入っていませんでした。
その理由を当時、彼らはこんな風に言っていました。

「俺たちの曲を歌いたければ、楽器屋に行って楽器を買って、友達とバンドを組め」

僕はものすごくかっこよく思いました。

それがどうでしょう。

いまではカラオケにずらりと曲目が並んでいます。

彼らがあの当時出してくれた曲の良さは、当時の彼らの感性であり、変わることはありません。
ですが彼らは変わってしまいました。
それほど生活が苦しいのなら仕方ないのかもしれませんが、すごく裏切られた気分です。

今の彼らに用はありません。

7×7×7の法則

ご存知の方も多いと思いますが、78%の法則というものがあります。

いろいろなものの構成は78対22だったりとか、そういう意味でも使われますが、今回は、何事も完璧にやろうと思っても78%しか完成しないというものです。

残りの22%を完璧に向かって改良していっても、また、その22%の部分は78%しか改良されない、といった具合です。

前回の78%でもフラフラになったのに、それと同じだけ追求してもまだ完璧には届かないのです。

でもそうやって、すごいモノやサービスは生まれていきます。

そこに面白みがあったりします。

それで、完璧なものを模倣すれば、完璧を目指さなくても最初の7割くらいは真似事でできるはずです。

それを7割の人間に当たるように広告を打ちまくるのです。

そして、7割の満足感を与えるのです。

そんな感じのコンテンツ、お店を筍のようにポンポン量産するのがここしばらくの社会の流れではないでしょうか。

僕はそれを「ぽっと出の居酒屋」と定義しています。
だいたい不動産屋と内装屋と広告屋が儲かって、すぐ潰れます。

でも、実はみんな辟易しています。

どんどん社会全体が「イオンモール化」していっています。

さらに「模倣するのも面倒だから、古いコンテンツを再利用しよう」
という流れになってきました。

でも、根拠はありませんが、それも限界に近づいているような気がします。そのうち消えるものは消えるすっきりした世の中になるような気がします。


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